【初心者向け】ハンドドリップの始め方は?必要・便利なコーヒー器具9選

コーヒー器具
  • 自宅でハンドドリップを始めたいけど何が必要なの?
  • コーヒー器具ってどんなものがあるの?
  • 美味しいコーヒーを作るためにはどんな道具がいるの?

こんな疑問にお答えします!

自宅で手軽に美味しいコーヒーを楽しむことができるハンドドリップ。

最低限、「ドリッパー」と「フィルター」があれば始めることができます。
ただし、より便利に、より美味しいコーヒーを楽しみたいと思ったら、その他のコーヒー器具が必要なんです。

「コーヒー器具って何となく高そう」ってイメージがあるかも知れませんが、こだわらなければ数千円程度で揃えることができるんですよ。

今回は、ハンドドリップを始めるために必要なコーヒー器具と、あると便利なその他のコーヒー器具ををご紹介します。

目次

おうちコーヒー(ハンドドリップ)に必要なコーヒー器具

ハンドドリップを始めるために必要なコーヒー器具は次の2点。

  • ドリッパー
  • フィルター

どちらもいろいろな種類があって迷うかも知れません。
実際に使って良かった商品も合わせてご紹介しますので、参考にしていただけると嬉しいです。

それでは順番に解説していきます。

ドリッパー

コーヒーの粉を入れるフィルターの土台となる器具。

コーヒードリッパー

ドリッパーは大きく分けると次の3種類に分類できます。

  • 円すい形
  • 台形(扇形)
  • ウェーブ形

ドリッパーの形や穴の数で何か変わるの?って思いますよね。

形や穴の数でコーヒーの粉がお湯に染み渡る時間=抽出されるスピードが変わります。
この抽出スピードが変わると、同じコーヒー豆でも味わいが変わるというわけなんです。
(その他、豆の挽き目やお湯の温度や量によっても変わります。)

どっしりと深みを感じる味わいだったり、スッキリとした味わいだったり。
使うドリッパーによって、味わいが変わるところがハンドドリップの魅力の1つでもあります。

ハンドドリップの魅力とは?コーヒーを趣味にすると毎日が楽しくなる」の記事でその他の魅力をご紹介しています。

フィルター

コーヒーの粉にお湯を注いで、ろ過するもの。

ペーパーフィルター


ドリッパーの形とサイズに合うフィルターを選ぶ必要があります。

ハンドドリップを始めたての頃、ドリッパーにサイズの違いがあることを知らず、フィルターが合わなかったことがあるんですよね。

基本的にドリッパーとフィルターのメーカーは同じ方が良いです。
とはいえ、違っていても形とサイズさえ合えば問題なく使えます。

ペーパーフィルター(漂白・無漂白)

フィルターって白色と茶色があるけど何が違うの?

白色:漂白されている
茶色:漂白されていない
の違いです。

漂白されている方が紙の匂いがしないらしいのですが、個人的には正直分からないぐらいのレベル。
気になる方は漂白されている白色を選んでおけば問題ありません。

あると便利なコーヒー器具

以下のコーヒー器具があると、よりハンドドリップを楽しむことができます。
☆印は美味しいコーヒーを淹れるためにあると良いもの

  • コーヒーサーバー
  • ドリップポット ☆
  • コーヒースケール ☆
  • コーヒーミル ☆
  • 温度計 ☆
  • 計量スプーン
  • パウダーコントロール

コーヒーサーバー

抽出したコーヒーを一時的に溜めておく器具。

コーヒーサーバー

ドリッパーとフィルターがあれば、コーヒーは淹れられるのですが、直接カップにセットすることになります。
なので、2杯以上淹れる時にはとても不便。

1杯ずつ淹れるとなると時間がかかりますよね。

コーヒーサーバーがあれば、2杯以上の量でもらくらく溜めておくことができます。
また、本体に目盛があるものであれば、どのぐらいの量が抽出されているのか一目で分かります。

大きさに応じて溜めておくができる量も変わるので用途に応じて選びましょう。

ドリップポット

コーヒーの粉にお湯を注ぐ器具。
コーヒーケトル、コーヒーポット、ドリップケトルなどさまざまな呼び方があります。

ドリップポット

一般的なポットと違う点は、注ぎ口が細くなっていること。

注ぎ口が細いと何が良いの?

お湯を注ぐ位置や量をコントロールしやすいんです。

逆に注ぎ口が太いとお湯を一気に注いでしまい、コーヒーの成分をうまく抽出できないというわけです。

メインで使っているのはKOGU『ツードリップポットPro』。
1番の特徴は、一般的なドリップポットより注ぎ口が細く、お湯が真下に落ちる点。

ドリップポットの先端


注ぐお湯の量は調整しづらいですが、お湯を落とす位置がコントロールしやすく、安定して注ぐことができます。

コーヒースケール

コーヒー豆や抽出時のお湯の量(重さ)を量る器具。

コーヒースケール

安定した味わいを求めるなら、必ず持っておきたいコーヒー器具です。

コーヒースケールがない状態だと、できあがりの味がどうしても不安定になるんですよね。
薄かったり、濃くなったり。

おいしい!と思ったコーヒーの抽出時間や重さが分かると次もほぼ同じ味を再現できます。

コーヒーを淹れる時に必ず使っているのがタイムモアの『スケール』。
単純に重さを量るだけではなく、お湯を注ぐと同時にタイマーが作動する優れモノ。

もうコレがないと自分好みのコーヒーが作れないって思えるほど、かかせないコーヒー器具の1つです。

コーヒーミル(グラインダー)

手動と電動があり、コーヒー豆を挽いて粉状にする器具。

コーヒーミル(グラインダー)

ハンドドリップで淹れる直前に豆を挽くのがおすすめです。

理由は、直前に挽くことで、より風味豊かなコーヒーの香り・味を楽しむことができるから。

僕自身、初めの頃はコーヒー屋さんで豆を挽いてもらっていました。

粉の状態で購入するのも悪くはないんですが、豆の状態に比べて保存期限が短く、鮮度が落ちやすいんですよね。

挽きたての美味しいコーヒーを飲みたい方に、ぜひおすすめしたいコーヒー器具です。

僕がメインで使っているのはプジョー『ノスタルジー』。

1回に豆を入れられる量は約20gと多くはないですが、軽い力でゴリゴリ挽ける点が良いところ。
豆を挽いていると、ふわ~っとコーヒーの良い香りが漂って癒されます。

パウダーコントロール

コーヒーミルで挽いた後、微粉を取り除く器具。

パウダーコントロール

微粉とは・・・豆を挽いた時に生じる粒子の小さな粉。雑味の原因となるもの。

ペーパーレス(紙フィルターを使わない)で淹れた時に出やすく、舌触りがザラッとする感じ。
個人的にはさほど気にならないんですけどね。

微粉特有の舌触りが苦手な方はあると良いかも。

温度計

お湯の温度を測る器具。

温度計


コーヒーを淹れる時のお湯の温度は90℃前後が適温とされています。

温度によって苦味や酸味の出方が変わるんです。
もちろん、豆の種類や焙煎具合によっても変わるんですけどね。

温度が高いと苦味が強く出て、逆に低いと酸味が強く出ます。

計量スプーン

コーヒー豆や粉を量る器具。

計量スプーン

ドリッパーを買うとプラスチック製の計量スプーンが付属しているものもあります。

ステンレス製や銅製のものもあり、見た目も高級感があります。

1杯当たり10gや12gのものがあり、コーヒー豆や粉を素早く量ることができます。
とはいえ、コーヒー豆の焙煎度によって重さが変わるのため、あくまでも目安

コーヒースケールと併用することで正確かつスピーディに量ることができます。

おうちコーヒーに必要・便利なコーヒー器具まとめ

コーヒー器具

今回、ハンドドリップに必要なコーヒー器具と合わせて、便利なコーヒー器具(美味しいコーヒーを淹れるための器具)をご紹介しました。

必要なコーヒー器具
  • ドリッパー
  • フィルター
便利なコーヒー器具
  • コーヒーサーバー
  • ドリップポット ☆
  • コーヒースケール ☆
  • コーヒーミル ☆
  • 温度計 ☆
  • 計量スプーン
  • パウダーコントロール

コーヒー器具って、キリがないぐらい無数にあるんですよね。
それはもう本当数えきれないほど。

コーヒー沼は深すぎる・・・・・・。

ご紹介した中で一部、僕自身が使っているものも合わせて掲載しました。
中には価格が高いと思われるものもあるかも知れませんが、いずれも購入して大満足なコーヒー器具ばかりです。

・ハンドドリップを始めたいけど何を買えば良いか分からない
・コーヒー器具の購入を迷っている

このように思っている方々にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

コーヒー器具

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